「協調性を大切に」「成果を数値化して評価」——この2つを同時に掲げる事務所は少なくありません。一見すると魅力的に聞こえますが、実際には矛盾を孕んでいます。
たとえば「Aさんいますか?至急、見積が欲しい」という連絡があった場合。数値評価の環境では「担当のAが不在です。戻り次第お伝えします」という対応にとどまりがちです。他人の業務を手伝っても自分の評価には直結しないからです。後輩に教える時間も「自分のパフォーマンスを削る行為」と受け止められかねません。
こうした環境では、「助け合い」は掛け声だけにとどまり、本当の意味でのチームワークは育ちにくいのではないでしょうか。
当事務所では、誰かが不在でも他のスタッフが必ず対応します。個人の成績ではなく、チーム全体としての成果を重視しているからです。お客様にとって重要なのは、組織全体としての一貫した対応力だと考えています。
数値にならない小さな貢献こそ大切にしています。所内にはそれぞれ異なる持ち味や役割があり、それを無理に数値化することは意味がありません。互いに敬意を払い、自然に教え合い、支え合う。そんな風土が息づいています。
この環境があるからこそ、「誰か一人に依存しない、チーム全体での高品質な対応」が可能になっています。
日本でも数少ない「真の意味でのチーム型・高付加価値型の司法書士法人」。それが関根事務所です。