前職がネット銀行関係の業務が中心でしたので、お客様の自宅に行って金銭消費貸借契約書類の該当箇所に署名をいただく業務でした。
そもそも銀行がする業務ですが、ネット銀行には支店がないため司法書士にやらせている業務でした。
前職での決済の立会といってもネット銀行の担保設定だけですから、所有権移転の権利証の確認や詐欺師防止の売主の確認などは別の司法書士事務所がするので、その司法書士の先生から書類が調っていますと言われた後に、ネット銀行の担当に融資実行して下さいと電話をかけることがおもな立会業務でした。
前職では、金銭消費貸借契約の署名と融資実行の電話の業務なので、まったく法令を使うこともなくすぐに覚えられる業務の繰り返しで専門性に疑問を持っていました。
長時間の残業を除けば、苦労などまったく無くストレスのない勤務なのですが勤務先の先輩で民法不動産登記法は忘れてほとんど覚えていないという方をみていて、これでは私も同じ状態になってしまうと思い転職を決意しました。
関根事務所に転職した後は、毎日が新鮮な出来事ばかりです。 コンサルティング業務はすぐにはさせてもらえませんが、いろいろアドバイスをもらえます。
最近あったお客様の登記の打ち合わせの中で、別件でしたが借入金利が22%のお話がでました。その際に、利息制限法違反だと思い込みの受験知識で飛びつくのは危険ですよと言うアドバイスがありました。 利息制限法は、条文から金銭消費貸借契約が前提ですから売買代金債務であれば適用がありません。金銭消費貸借契約かどうか、お客様への聞き取りのコミュニケーションが重要と言うことです。 またその知識で売買代金債務だから合法という判断も間違いです。 消費者契約法9条があるので借主が消費者で有れば違法となる可能性もあるためその聞き取りも大切です。受験では消費者契約法など学びませんので業務の奥深さを感じました。
また、前職の先輩からアドバイスとなるような知識を得ることがなかったので毎日が新鮮です。 受験では経験できない貴重なアドバイスがもらえる毎日は新鮮で司法書士としてレベルが上がっている実感があります。毎日楽しく充実した勤務をしています。
勤務では月に2回の土曜日か日曜日の出勤がありますが、平日に振替になります。
たまに平日の休みがあるとお店が混んでなかったり・区役所の手続きがしやすかったり便利ことが意外にあります。月2回程度は丁度良い感じです。 前職では、いろいろな手当で基本給が低く設定され、その安い基準でのみなし残業・固定残業代で計算されていました、転職してお給料が増え残業時間が半分以下になり、プライベートも充実しています。
求人とは関係ありませんが、業界的に大問題となっていますので情報提供をします。
司法書士会からの周知文書です。登録前の新人司法書士を含め懲戒処分を回避するための重要な文書です。
1 ネット銀行
2 電鉄系の不動産事業者がやっているキャッシュレス決済サービス(立会なし)
に関して、エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)へのシステム利用料という名目の支払いが司法書士法違反(不当誘致)の恐れがあり、懲戒処分になるリスクがあるとの通達があります。
重要 懲戒処分の危険の司法書士連合会通達文書はこちらへ
苦労して合格しましたので、付加価値の高い事務所でしっかりとした技術を身につけたいと思いました。
就職の条件としては、
1 付加価値の高い差別化した業務をしていること
2 安全な業務をしていること
3 手当などで基本給を下げるようなことがなく、合法的な正規の残業代が支給されていること
4 厚生年金に加入していること
5 5年後10年後の自分へと成長ができること
上記の条件の司法書士法人に就職したいと考えいろいろ探しました。
飲食店に例えると
❶大規模法人が、ファーストフードのような業務(ネット銀行・相続専門・クレサラ業務)
❷個人事務所が、ピラフやナポリタンなどのメニューの喫茶店(簡単な料理人)
❸司法書士法人関根事務所の業態は高級フレンチレストランのシェフとなります。
❶と❷は短期間で誰でもできる業務のため、代わりがいくらでもいる司法書士を目指すことになります。
3番目の業態の司法書士はほとんどいません。「司法書士業務は誰がやっても同じ」だと言う方がほとんだと思います。
司法書士法人関根事務所では、専門性の高いコンサルティングのほか、お客様の問題を解決するために登記以外の不動産に関する幅広いコンサルティングをしています。
ファーストフード店のような大規模法人が全国に店舗があったりしますが、安倍総理とオバマ米大統領が食事をしたお寿司の名店の「すきやばし次郎」が多数の店舗を作れないことは理解できると思います。大人数いる法人がレベルの高い仕事をしているなどはおかしな思い込みです。
不動産取引において不動産詐欺師に代金をだまし取られないように不動産詐欺を防止する特殊な技術もありますので安全に勤務ができます。
司法書士会の研修と司法書士法人関根事務所の所内研修を比較しましたが、司法書士会の研修では、偽造書類を見抜くことは無理だと思います。
有効証明書や不失効証明書などに関しても司法書士会で研修されている講師の方のリスク管理の甘さが反面教師に感じることでしょう。
効率的な生産性の高い独自システムもあり、誰でも疲れず精度の高い業務ができます。
プロの不動産業者のお客様の場合、多数の司法書士と比較する能力があります。その比較の中で、付加価値の高い業務を提供する司法書士として選ばれています。代わりのいない司法書士として評価があり、過当競争に巻き込まれない報酬単価の維持ができているため、他にはない勤務環境が提供されています。勤務スタッフの将来性を考え、司法書士法人関根事務所では、ありきたりの使い捨て司法書士にならないようにスキルアップができる環境が常にあります。
事務所概要(業務内容・スタッフメンバー)
ベテラン司法書士の転職
小規模事務所10年勤務からの転職
関根事務所への転職前は、都内の小規模な事務所に約10年間、勤務していました。
そこでは、通常の不動産登記、商業登記は行っていましたが、家族信託や第三者のためにする登記など比較的新しい分野の登記に対して積極的に取り組んでおらず、私は、新しい分野の登記に対しての必要性は認識していましたが、具体的にどうしていいかわからない状況でした。
そのような中、関根事務所を知り、勤務している方の既成概念を打ち破る考え方、新しい方法に積極的にチャレンジする姿勢に触れ、転職を決意しました。
実際に関根事務所に転職後は以前勤務していた事務所では経験できなかった家族信託、成年後見申立などを経験し司法書士としての業務の幅の広がりを実感しています。
このほか、関根事務所で不動産売買の本人確認研修を受け本人確認の重要性を認識しました。以前の勤務先では、そのような研修も全くなく身分証明書をコピーするだけの危険な取引を当たり前のようにしていました。運良く問題のない取引でしたがもっと早く知るべきだったと感じました。
事務所の雰囲気は相談しやすい雰囲気で、問題を一人で抱え込むことはありません。
ミスを防ぐチェック体制も整っています。いろいろな案件がありますので、考える力が身につきます。
関根事務所は今までの経験を基に様々なことにチャレンジし、司法書士として成長できる環境が整っている事務所です。